The latest
ジャパン・イン・フォーカス

岸田政権の「アセットオーナー改革」、国内企業年金は静観 負担増に懸念も

国内企業年金基金の多くは政府の「アセットオーナー改革」方針に対して今のところ静観の構えを示している。年末までに策定予定の政策計画を見極める姿勢だが、業務負担が増すとの懸念があるほか、支持率が低下する岸田文雄政権のリーダーシップに不安があると冷ややかな声も出ている。
ジャパン・イン・フォーカス

日本株に意欲的、下落局面にねらい=CPEG最高投資責任者

スイスのジュネーブ州年金基金(CPEG)最高投資責任者グレゴワール・ヘーニ(Gregoire Haenni)氏は、日本株を選好していると述べた。依然として緩和モードの日銀金融政策や、足元のインフレ傾向にも関わらず良好な国内消費動向、企業のガバナンス改善姿勢、魅力的な配当利回りなどを理由として挙げている。日銀が利上げに動けば日本株は調整する可能性があるが、株価下落局面での購入を狙っているという。
<2of2>